【人を育てる時に必要なものって『褒めること?』『叱ること?』】

社会の中で生きていく上で必要なことって、他人となにかしらの形で関わっていくと思います。部下ができたり、従業員ができたりと、自分が人を育てなければいけない立場になることもあるかと思います。


その立場になった時に「どうやって人を育てたらいいんだろう?」って悩むことも出てきます。

 

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褒めた方がこの人は伸びるのか、叱った方がいいのかと。でも褒めてばかりだとあまえた部下・従業員になるんじゃないか?叱ってばかりだとビクビクして何もできなくなるんじゃないか?もしくは、時と場合を見極めて使い分けた方がいいのか?と悩むことも多々あると思います。

 


これってどちらも必要で、もちろん場面場面で使い分けれたら更に良いです。けど、これだけじゃダメなんです。

 

もっと根本的な物がある上で、褒めたり、叱ったり出来ると良いです。例えば、はじめて褒められた時って嬉しくて素直にうけとれるけど、それ以降褒めてばかりだと相手からは「社交辞令的で表面的なものじゃないか」、「私のこと利用しようとしてるんじゃないか?」と思われることもある。

また叱ってばかりだとはじめは素直に聞くかもしれないが、叱られることに慣れてくると「うるさいな!」や「じゃああなたがやってみてよ!」など反発されてしまうことも多々でてくると思います。

つまりこれだけじゃ足りないんですね。

褒めたり叱ったりする前に、まず大事なことは相手のそばにいつもいてあげる、気にかけてあげる。

そして、相手が「あの人は、いつも自分のことちゃんとみてくれている」という

               ”承認”を”相手が感じている”

ということが大事なんです。「自分のことをちゃんとみててくれている」と相手が感じていると、

例えば部下が失敗した場面でその人を注意したり、叱ったりしても「すみません!以後気をつけます」と受け取ってくれます。なぜなら、そこに愛を感じるからです。

また部下が成功した時に、”それまでの過程をしっかり見ててくれてた上で褒めてくれた”と相手はわかってくれるので、部下は涙が出るほど嬉しく思います。
つまるところ、部下を育てる時に必要な物は『いつもそばで見ててあげる 』ということです。

 

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これは、部下だけではなく、子育てなどにも同じようなことが言えます。
子供を褒めてばかりや叱ってばかりの前に、「パパ・ママは僕のことをいつもそばでみててくれている」と安心感を感じさせてあげてください。そうした思いを子供が感じることができれば、その子は何も恐れず思い切ってグングン成長していきます。

 

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もしいま人の育て方に悩んでいる方がいたら、「しっかり見ててあげれているだろうか?」と一度自分を見つめ直してあげてみてください。