子供が学校へ通えるようになるには

【子供がどうやったら学校に通えるようになるのか】

いま、学校にうまく通えないお子さんを持っている家庭はたくさんあります。私の家庭も御多分に洩れずその中に入っています。
子供が幼稚園の時は、新しい環境にうまく馴染めなく幼稚園にいきたがらず、最終的に年長さんの時には、ほぼ登園拒否の状態でした。

そして小学校に上がった時も、新しい環境に馴染めず、はじめはほぼ保健室に1日中いて、教室で授業を受ける際には、親も教室に入り、一緒に授業に参加するという状態でした。午前中は私が付き添い、午後はお母さんが付き添いという日常でした。

幸いなことに私の仕事は自営業なので仕事時間のコントロールはできたのですが、学校と仕事と家庭がバタバタした状態でした。この状態がいつまで続くんだろう、学校を変えた方がいいんじゃないか、など様々な不安がのしかかってくる時期もありました。

 

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しかし、2年生になる頃にすこしずつ子供に変化が現れ、1人で授業に参加できるようになり始め、帰りもみんなと一緒に下校できるようになってきました。

それが彼にとっての自信にもつながり、少しずつできることが増えてきました。

給食を教室で食べれるようになったり、友達と遊ぶ約束をしたり、宿題が出来なかった時に自分で先生に宿題が出来なかったことを言えたりと、小さなことですが少しずつできることが増えてきました。まだ、クラスのみんなの様にとはいきませんが、それでもみんなに追いつこうとしているのです。

 


ここで親の役割って一体なんなんだろうと考えた時にこんなことに気づきました。子供が自転車に乗れるようになるまでの道のりを想像してみてください。


最初って自転車に補助輪つけて乗って、それでバランスとれてきたら補助輪はずして、自分でペダル漕ぎ出して、友達と出かけたり、遠くに行ってみたり。
これとよく似ていて、お父さんが【補助輪】、お母さんは子供が安心して乗れるように【側にいてあげる】、で学校はハンドル操作や、自転車に乗れるとこんなにも遠くに行けれるようになるよと【楽しさ】を教えてくれるところ。
はじめは補助輪付きの自転車で、お母さんが側についててあげて自転車に乗せてあげる、そしてお父さんという補助輪をつけて一緒に出かける、そうこうしていくうちにいつかバランスを取れるようになっていくので、独り立ちをしていく。この独り立ちの時期は個人差があって、幼稚園を卒園して補助輪外れる子もいれば、小学3年生で外れそうかなって子もいれば、もっと成長してから外れる子もいます。ここで周りの子と比べず、それまで親がしっかりみててあげる、しっかりみててあげれば必ず独り立ちできる日が来ます。

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その子に対して親の時間をどれだけ注いだかによって、その子の将来は大きく変わっていきます。もし子供の成長で悩んでいるお父さん、お母さんがいたらその子がうまくバランスとれて自転車にのれているかみてあげてください。その子が自分で自転車に乗れるようになれば、きっとその子の未来はもっと世界が広がります。
その子のことをみれるのは、お父さん、お母さんだけです。